2023年秋季の応用情報技術者試験に合格することができたので、
午後問題の選択分野や勉強方法などこれから受験する人に役立つ情報をまとめました。
応用情報受験時のスペック
webエンジニアとして受託開発企業で働いており、約1年半の実務経験がありました。
受験時の保有資格はこちらです。
選択した午後分野と感想
午後問題は以下を選びました。順番に理由を解説していきます。
(情報セキュリティは必須なので省略)
プログラミング
エンジニアとして働いているので例え得点源にならなくても意地で選択するつもりでした。
単語を知らなければ解けない問題が少なく、国語力を問われる内容が多いです。
午前対策をしていなくても問題の相性によって解きやすい印象です。
ネットワーク
ネットワークは得意でも情報源でもないので選択するか最後まで悩みました。
得意なデータベースと情報システム開発を先に解いて手応えなければ他の分野を選択するつもりでした。
今後仕事に役立ちそうで、いつかネットワークスペシャリストも取りたいので挑戦として選択しました。
データベース
仕事でデータベースを触る機会が多く、ER図やSQL文に慣れていたこともあり得点源なので選択しました。
エンジニアとして働いてる人は選択する人が多い印象ですが、
そうでない人にとっては馴染みのない用語や覚える内容が多いので選ばない方が良いと思います。
情報システム開発
これも仕事の内容ともろに同じ内容が出ることが多く得点源なので選びました。
経験者だと問題文を読まなくてもわかる問題がある一方、
いくら文章を読んでも単語を知らなければ解けない問題が多い印象です。
勉強方法
僕は仕事終わりや休日、すきま時間をうまく使って勉強していました。
なので具体的に何時間くらい勉強したかはわかりませんが、
1度落ちて2回目で合格しているので、1度目も合わせると勉強期間は大体4〜6ヶ月くらいです。
応用情報の勉強は主に午前対策と午後対策に分かれるのでそれぞれどのように勉強したか解説します。
午前試験対策
参考書で知識の下地を作る
まずは体系的に網羅的に出題範囲を勉強するのが良いかと思います。そんな時に便利なのが参考書でした。
僕はITパスポートと基本情報で知識の下地ができていましたが、それなしでは歯が立ちません。
まずは基礎知識や出題範囲を知っておきましょう。この時点ではしっかり理解する必要はありません。
過去問道場で知識の定着化
参考書でなんとなく内容を知った後はひたすら過去問道場を解きました。
使い方の注意点としてユーザ登録は絶対にしましょう。ちなみに無料です。
ユーザ登録すると以下のメリットがあります。デメリットはありません。
ユーザ登録をしないと自分がどの問題を解いたか、どんな問題が苦手かなどがわかりません。
最近の過去問を解いて感じるのは、
答えを暗記するのではなく、問われてることの原理を理解していないと解けないようになっています。
午後試験対策
まずは選択科目を決める
午後試験の対策の前にまずはどの分野を解くかを決めましょう。
僕は仕事で扱ってる分野とたとえ得点のはならなくても知見を深めたい分野に絞って選びました。
選択分野に迷うようなら1〜3個の午後問題を解いて得意そうな分野を選びましょう。
過去問道場の午後問題に早めに取り組む
1回目の受験で落ちた反省点が
「まずは午前対策をして、合格点を超えるようになったら午後対策に移る」という勉強方法でした。
午前問題が解けてこそ午後問題も解けるというのは正しいですが、午後の文章問題には早めに慣れておきましょう。
僕は過去問道場で過去10年分の午後問題を解きました。
ここで大事なのは間違えた問題やわからなかった問題を徹底的に見直したり調べたりして、
2回目に解くときは何故その答えになるのかを明確にわかるようにしました。
正直言って午後試験の対策は、午前試験の対策 → 午後問題を解いてみる → 徹底的に見直ししかありません。
そのサイクルをいかに早く回すかという地味な方法は合格への近道です。
まとめ
これから応用情報技術者試験を受験する人の参考になれば幸いです!
資格取得についてはXやqiitaなどのSNSで色んな意見が飛び交ってますが、
あなたが応用情報が必要、応用情報を取りたいと思ったなら気にせず勉強しましょう。
応援しています!
コメント